

2009年10月4日「世界動物保護DAY」にイベントが開催。
テレビ朝日「ワイドスクランブル!」でも取り上げられ、大きな反響を呼びました。お台場の「東京カルチャーカルチャー」で開催された、同イベント入り口には長蛇の列ができ、多くの来場者で満員となりました。

【出演者一覧】(※敬称略)
■イベント司会
藤村晃子(放送作家)
■パネリスト
飯田基晴(映画監督)
マルコ・ブルーノ(動物愛護支援の会)
太田匡彦(朝日新聞出版AERA記者)
藤野真紀子(前衆議院議員・料理研究家)
新木美絵(『dog actually』ライター)

映画「犬と猫と人間と」が好評な飯田監督は、もともと関心が薄かった、動物愛護に対し、撮影が進むにつれ、心境に変化が起きた事、保護に携わる人々の、心の葛藤を描きたかった事など、当時の様子を語りました。山梨県の犬捨て山の環境改善に尽力し、支援を行っている、マルコ・ブルーノさんは、日本とヨーロッパの動物に対する考え方の違いについて、特に、殺処分のために使われる、銀色の箱を「ドリーム・ボックス」と呼称したり、安楽死と呼ぶ日本の体制に疑問を持ちながら命の問題は社会の問題であることを強く訴えました。

国政から動物愛護に取り組んできた、前衆議院議員の藤野真紀子さんは、法律改正の必要性を訴えながら、その仕組みについて、説明しました。動物愛護に対し国を動かすには、まず、国民の私達が声をあげること。それが、今後の動物愛護の行方に関わってくることを語りました。
AERA記者として、動物問題に取り組んできた太田匡彦記者は、殺処分センターのデータを分析し、同犬種が一度に多数持ち込まれる現状を伝え、現場写真から、安楽死が決して静かな死ではなく、苦しみながらゴミのように焼却されている実情を話しました。

馬の歯科技師という、珍しい資格を持つ、『dog actually』ライターの新木美絵さんは、留学していたイギリスでの様子を、映像を交えながら解説。
Reduction(殺処分数、生体販売、パピーミルを減らす)
Refinement(法改正、犬の welfare の改善)
Rehoming
という3つの柱を軸に、殺処分数を減らす取り組みが、大きな成果を生んでいることを伝え、例えレスキュー団体であっても、命を救う現場が乱雑な活動にならないように、清潔であることや、仕組みが整った環境がベースにあること等、保護の活動が繁栄していく様子を語りました。
「動物愛護それぞれのカタチ」と題された、今回のシンポジウムを通じて、ゲストの方々は、年間30万もの尊い命が失われる状況を、どうにかしたいという共通した、見方と想いが根底にありました。
そのシンポジウムに足を運び、参加した人々もまた、命の問題に対し、真剣に耳を傾けていました。
今回のシンポジウムにて、動物問題を解決する重要で貴重な時間を、多くの人と共有することができました。
「世界動物保護DAY」に貴重なイベントを開催した、@NIFTY“Dog Actuallyに深く感謝いたします。
企業主体の社会貢献活動には、今後も大きな期待を寄せたいと思います。
【関連サイト】
「Dog Actually」 http://dogactually.nifty.com/blog/
「犬と猫と人間と」公式サイト http://www.inunekoningen.com/
「動物愛護支援の会」 http://www.adachi.ne.jp/users/help/
「AERA」 http://www.aera-net.jp/summary/091018_001214.html
「マキコ・フジノ.com」 http://www.makikofujino.com/
「新木美絵」 http://dogactually.nifty.com/blog/2008/06/post-7af3.html
【記事:藤村】